金沢市弥生地区 泉が丘交差点 通学路見守り隊の効果①
こんにちは、うだ ひろきです。
令和4年4月より、毎朝通学路の見守りを行っています。
場所は金沢市の泉が丘交差点、時間は7:20~8:00。
以前の記事で、危険箇所の③として触れた地点です。
【前記事】通学路の安全確保のために 令和4年度金沢市立泉小学校合同点検
この交差点は子供たちにとって非常に危険な場所です。
いつ何時、横断する子供たちが事故にあうか分かりません。
そのため、十数年前より見守り隊が毎朝交差点に立ち、横断旗を用いて、交通整理を行っています。
しかし昨今、この見守り隊の担い手不足が地域の社会問題になっています。
見守り隊の意義が定量的に評価されていないこと、意義が正しく発信されていないことも原因の1つだと考えています。
そこで、毎日の交通状況や、危険運転の車の台数などを測定し、データにまとめました。
皆様も通学通勤時や、朝の散歩時など、見守り隊の方を見かけた際に、
「どのくらい安全確保のために効果的なんだろう」と疑問に思ったことはありませんか。
そこで、今回からシリーズで、この見守り隊の効果をしっかりと検証していきます。
泉が丘交差点の場所
実際の危険箇所を紹介します。
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泉が丘交差点 |
なぜ危険なのか
それは、すぐ隣にある「泉野交差点」の信号が原因です。
金沢市立泉野図書館の交差点と言えば、ピンと来る方も多いかと思います。
実は、「泉が丘交差点」と「泉野交差点」の距離は、60mほどしかありません。
警視庁の信号機設置基準の必要条件を確認すると、その基準は150m以上離れていることとなっています。
【警視庁ホームページ】信号機設置の指針 必要条件
信号機同士の距離が近すぎると、何が問題なのか。
それは、車のドライバーが手前の信号機を見逃して、奥の信号機に注意を払ってしまうことです。
有松方面(地図では左)から直進する車を例に挙げれば、
「泉が丘交差点」の信号が赤になっても、奥の「泉野交差点」信号が青であった場合、
ドライバーはそのまま走り抜けていきます。
そこに、まだ周囲に注意を十分に払うことのできない児童がいたら、どうなるでしょうか。
私たち見守り隊は、ドライバーはもちろんのこと、児童たちに対しても声かけ、交通整理などを実施して、交通事故を未然に防ぐための活動をしているのです。
次回からは、危険状況の現状や、見守り隊の効果をデータでお示ししていきます。
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