金沢市立大徳中学校「職業人に学ぶ会」での講話

先日、金沢市立大徳中学校で「薬剤師」の職業講話をさせていただきました。職業内容のみではなく、薬剤師を目指したきかっけ、今後の薬剤師に求められる姿などをお話ししました。

人工透析中で従来の抗がん剤が使用できなかった、がん患者さんの治療に対して、血中濃度を測定しながら髄腔内投与をすることで治療成果を挙げた一例などを、中学生にも分かりやすくお伝えしました。当時の治療終了後に、患者さんのお子さんに「宇夛さん、ありがとう」と言ってもらったことが、最大のやりがいになったということも、お話ししました。

薬を通して、患者さんやご家族の苦しみや悩みのサポートができる薬剤師という職業に対して、「希望」や「やりがい」を感じてもらえたら良いなと思います。

最も大切なことは、薬剤師だけではなく、色々な職業に触れてもらうことですね。子供たちの選択肢が広げるのが、大人の役目と考えています。