通学路の安全確保のために 令和4年度金沢市立泉小学校合同点検
こんにちは、うだ ひろきです。
先日、児童たちの通学路の安全を守るための合同点検に参加しました。
合同点検では、小学校、育友会、石川県警、金沢市、石川県、地区住民、通学路コーディネーターの方々が参加し、泉小学校区内の通学路のうち、5つの危険箇所を回りました。
本日は、児童たちの通学路に潜む危険性と、その対策についてまとめていきます。
泉小学校区内の危険箇所
5か所の危険箇所を紹介します。
危険箇所
① 泉小学校前 市道
② 弥生1丁目 旧鶴来街道 市道
③ 城南通り泉が丘交差点 市道
④ 弥生1丁目 県道45号線
⑤ 泉2丁目 横断歩道 市道
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危険箇所① 朝の通学時に小中学生が一斉に通る。歩道が狭く、電柱も立ち並んでいるため、児童が車道にはみ出している。 日本、石川県金沢市弥生 | |
危険箇所② 一部の車道の両脇に、歩行者用白線がある。その片方は途中で途切れており、児童がどちらの歩行者用白線を使用して良いか混乱している。 日本、石川県金沢市弥生 | |
危険箇所③ 30m先に泉野交差点があるため、車両用信号を見逃す自動車が多い。児童が横断歩道を渡っている際に、突っ込んでくるため、大変危険。 日本、石川県金沢市泉が丘 | |
危険箇所④ 自転車用側線の幅が短く、自転車が歩行者用通路を通る。児童との接触の危険性が高い。 日本、石川県金沢市弥生 | |
危険箇所⑤ 信号のない横断歩道がある。30m先に信号があり、自動車が歩行者に気が付かずに突っ込んでくる。交通量も多く、危険。 日本、石川県金沢市泉本町 |
対策は単純ではない
児童の安全を第一に考えて、対策を取る必要があるのは当然です。
しかし、単純にことが運ぶわけではありません。
該当する道の管轄が、国、県、市でそれぞれ異なるため、依頼する部署が異なってきます。
信号機への対策であれば、警察の管轄となります。
また、地域住民に影響がある場合は、ヒアリングも必要になってきます。
そもそも、本当に児童にとって危険なのか、根拠が求められる場合もあります。
全体を見ながら、最適解を出していく必要があります。
今後の対策
結果として、以下の対策を講じることとなりました。
危険箇所への対策
① 泉小学校前 市道
小学校校門前の道路に、注意喚起の塗装をする。
② 弥生1丁目 旧鶴来街道 市道
地域住民からの過去の要望を確認し、問題がなければ片側の歩行者用白線を撤去する。
③ 城南通り泉が丘交差点 市道
横断歩道の塗装に緑色の追加を検討する。
信号が変わるタイミングを変更できないか、シミュレーションを始める。
④ 弥生1丁目 県道45号線
通学路ではないため、児童が通行しないような呼びかけをする。
⑤ 泉2丁目 横断歩道 市道
剝げかかっている横断歩道の塗装を塗りなおす。
児童に事故があってからでは遅いため、早急が対策が望まれます。幸い、行政の方々からは、最大限のご理解とご協力をいただくことができました。今後、対策が講じられた際に、またご報告いたします。
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