金沢市弥生地区 泉が丘交差点 通学路見守り隊の効果②
こんにちは、うだ ひろきです。
前回の記事では、通学路見守り隊の活動状況、現況についてお話をしました。
【前回記事】金沢市弥生地区 泉が丘交差点 通学路見守り隊の効果①
問題点のうちの1つである「見守り隊の担い手不足」の解決を目指すためには、
その有用性をしっかりと数字で示し、社会全体に必要性を訴えていかねばなりません。
文部科学省からも担い手不足に対する対応事例集が発出されていますが、
その有用性について示したデータは少ないのが現状です。
【文部科学省】地域における通学路等の安全確保に向けた取り組み事例集
そこで、私は毎日通学路の調査を行っています。
今回は、その方法と結果をお話しします。
どのようにしてデータを取っているか
下のようなGoogleフォームを作成し、信号が青になった回数、赤信号で車が通過した回数などを、スマホに入力しています。
集計したデータは、いつでもエクセルに出力可能なので、とても手軽で便利です。
見守り隊は効果があるのか①
結論から言えば、見守り隊の人数が増えるほど、安全確保に効果的であることが分かりました。
下の結果をご覧ください。
見守り隊の人数が増えるほど、黄信号や赤信号で停止線を通過した車が減少していることが分かります。
見守り隊は、車道側の信号が黄色になると、横断旗を振ってドライバーに注意喚起します。
更には、目立つ色のベストや、帽子も着用していますから、ドライバーも早めに停止するのです。
黒色の棒グラフは、横断歩道が青になってからも通過していく車の台数です。
いつ子供たちとの接触が起こってもおかしくありません。
このような車が通るたびに、見守り隊は車に接触しないように気を付けながら、子供たちを守っています。
次回も、引き続き見守り隊の効果をデータでお示ししていきます。