若い世代の声を反映したまちづくりと子育て支援について
(宇夛裕基の質問): 子育て支援を充実させることこそが人口減少を食い止め、「子どもを育てたい、住み続けたいまち・金沢」につながると考えます。しかし、市政に若い世代や子育て世代の声が届きにくい現状があると感じています。アンケートの手法を見直すなど、若い世代の意見を積極的に市政に取り入れる仕組みづくりについて、どのようにお考えですか?
(市の答弁):若い世代が安心して子育てできる環境づくりは、少子化克服にもつながる重要な課題です。今回の「都市像」策定にあたっても、若者会議のメンバーに参加いただき、そのアイデアを盛り込みました。今後も、シンポジウムの運営を工夫したり、アンケートの取り方を検討するなど、世代を超えた多様な意見を市政に反映させていきます。
少子化対策への具体的な取り組みについて
(宇夛裕基の質問): 金沢市の出生率が目標を大きく下回っています。コロナ禍の影響もあると思いますが、人口減少に歯止めをかけるため、さらに目標達成に向けた努力が必要ではないでしょうか?
(市の答弁):おっしゃる通り、数値は当初の予想以上に悪化しております。今後は、デジタル技術を活用した子育て支援の強化など、具体的な施策を検討しています。妊娠・出産から子どもの成長に合わせた「切れ目のない支援」や、教育・福祉が連携した総合的なサポート体制の構築に取り組んでまいります。
金沢市立病院の役割と、新たな感染症への備えについて
(宇夛裕基の質問):コロナ禍を経て、改めて自治体病院である金沢市立病院の重要性が浮き彫りになりました。今後の新しい感染症に備え、万全の対応ができる体制づくりをどう進めていくのでしょうか?
(市の答弁):市立病院は、感染症や災害救急などの「政策的医療」を担う重要な役割があります。今後は、陰圧対応ができる個室病床の整備や、感染症管理の専門看護師の育成、防護具の備蓄を進めるとともに、地域の他の医療機関とも連携し、地域全体の感染症対策を強化していきます。
医療スタッフ(看護師など)の確保に向けた市の取り組みについて
(宇夛裕基の質問): 全国の病院で看護師などの離職が増加しており、将来的な人材不足が心配されます。医療スタッフの確保は地域医療を守るために不可欠ですが、市役所が一丸となって人材確保に取り組むべきではないでしょうか?
(市の答弁):市立病院の看護師の離職率は全国平均より低く、来春の採用も必要人数を確保できる見込みですが、医療スタッフの確保が全国的な喫緊の課題であることは認識しています。保健所と合同でのインターンシップ開催など魅力発信に力を入れ、市全体で医療を支える人材の掘り起こしに全力で取り組んでまいります。
災害時に配慮が必要な方(要支援者)への避難サポートについて
(宇夛裕基の質問): 高齢者や障害のある方など、災害時に支援が必要な方の「個別避難計画」の作成はとても重要です。一方で、個人情報の提供に同意していない方に対しても、計画作成の意義を丁寧に説明し、同意を得る努力が必要ではないでしょうか?
(市の答弁): 来年度からの個別避難計画の順次作成に向け、現在体制づくり等を検討しています。名簿情報の提供については、通知での案内に加え、民生委員による見守り活動の際などに直接説明を行っており、引き続きご理解いただけるよう取り組んでまいります。
災害時の個人情報保護と、地域コミュニティの防災力向上について
(宇夛裕基の質問):災害時の混乱の中で、支援者の名簿情報をボランティア等にどこまで提供してよいか迷うケースが想定されます。情報提供のガイドライン作成や、平時の防災訓練での取り扱いルールを示すべきではないでしょうか?また、町会未加入者が増える中での地域コミュニティの維持と災害対応についてどうお考えですか?
(市の答弁):災害時の情報提供先については、関係機関の意見や他都市の事例を参考に具体的な提供先を検討します。また、災害時には行政の支援だけでなく、地域での安否確認などの「共助」が不可欠です。町会への加入促進など、地域のつながりの強化を通じ、地域防災力の向上に努めてまいります。
